WABAS Women’s Association for a Better Aged Society NPO法人 高齢社会をよくする女性の会

理念

NPO法人高齢社会をよくする女性の会

-すべての生命の尊厳と輝きを保持する社会をめざして-

 2005年1月7日に、NPO法人高齢社会をよくする女性の会は、内閣府よりNPO法人の認証を受け、衣替えをして新しいスタートを切りました。

 活動の基本路線と目標は、1983年の設立当初からいささかも変わっておりません。前人未踏の超高齢社会はいよいよ21世紀これからが本番です。世界の先進国の中でも、日本はついに先頭グループとしてトップを切って進むことになりました。もう外国にお手本はありません。同じ高齢化の道を進む国の人々と緊密に情報を交流しながら、人類の知恵を集めて、自らの手で豊かな超高齢社会を創造する必要があります。

 高齢化は世界の人口のなかでますます大きな比重を占め、その中でも平均寿命の長い女性は多数派を形成します。経済的にも、健康面においても、ライフスタイルの面においても女性の視点を踏まえながら発言し行動していくことはますます重大な課題です。若い時期からの雇用における賃金格差や社会保障面における男女格差、資産形成の機会の格差などが高齢期には集積して顕在化します。一方で男性もまた、人生50年社会に形成された仕事一辺倒の生き方では、人生一世紀社会とも言われるこの超高齢化社会を充実して過ごすことはできません。

  • 私たち老若男女ともども幸福な超高齢社会の創造を女性の視点を忘れずに提言を重ねます。
  • これから生まれてくる生命の未来が輝く社会を、そして老いていく生命の尊厳と輝きが保持される社会を望み続けます。
  • 私たちは国内のさまざまな市民団体と連携し、さらに海外の女性・高齢者・市民との交流を続けます。
  • 世代間の交流をすすめ、年齢や性別などに関わる不公正・不平等をなくすよう提言し、努力を続けます。
  • 私たちは、超高齢社会を生きる女性・市民の願いが、世界を変えることができる。そのような夢を共有し具現化しようと歩み続けます。